
お客様の声から生まれた、このテーマ
「価格が上がってもいいから、品質は落とさないでほしい」
最近、当店にそんな声を寄せてくださったお客様がいらっしゃいました。 そのお言葉を見て、私たちの想いがきちんと伝わっていることを改めて実感するとともに、もっと誠実に向き合っていこうと気持ちを新たにしました。
今回は、そんな“品質”のお話の中でも、お菓子づくりに欠かせない「チョコレート」について。 実は、同じように見えてまったく異なる「チョコレート」と「準チョコレート」の違いをご存じでしょうか?

チョコレートと準チョコレートの違いって?
「チョコレート」は、一定量以上のカカオ分・カカオバターを含んだものだけが名乗れる名称です。 一方で、「準チョコレート」は、植物油脂などを加えてコストを抑えた、いわば“チョコ風”の加工品です。
一見するとあまり差がないように思えるかもしれませんが、実際には味・香り・口溶けに大きな違いが生まれます。 本物のチョコレートは、カカオの香ばしさとコクが豊かで、口に入れた瞬間になめらかに溶けていく感覚が楽しめます。 対して準チョコレートは、油分の主張が強く、後味にも違いが残りやすい傾向があります。

なぜ“置き換え”が進んでいるのか?
近年、原材料の高騰が続くなか、さまざまなメーカーで「原材料の置き換え」が進んでいます。 例えば、バターがマーガリンに、チョコレートが準チョコレートに変わっている商品を見かけることも増えました。
それらの変化はパッケージ上では目立たず、気づかない方も多いかもしれません。 しかし、こうした“見えないところのコストダウン”によって、味や質が変わってしまうことも少なくないのです。

当店が“本物のチョコレート”にこだわる理由
私たちが商品に使うのは、フランス産の高品質なクーベルチュールチョコレート。 香り立ち、口溶け、余韻… そのすべてに「本物ならではの良さ」が詰まっています。
「サイズが小さい」「値段が高い」 そういったご意見をいただくこともありますが、それでも私たちは、“質を落とす”という選択はしません。
私たちが届けたいのは、“一口で幸せになれる体験”です。

贈るお菓子だからこそ、妥協しない
当店のお菓子は、ギフトとしてご利用いただく機会がとても多い商品です。 だからこそ、“誰かに贈る”という大切な時間に、誇れる品質でありたいと考えています。
- 食べた瞬間に「おいしい」と笑顔になる
- 「どこで買ったの?」と聞かれる
- 思わず誰かに贈りたくなる
そんな体験を、丁寧に届けていくために。 見えない部分こそ大切に、原材料や製法に妥協しない姿勢を守り続けています。

これからも、ひとつひとつ丁寧に。
いただいたお客様の声は、私たちの宝物です。 そして、そうした声に誠実に応えていくことこそ、私たちの使命だと思っています。
量よりも質。 “たくさん作る”よりも、“心から満足していただけるものを丁寧につくる”。
その姿勢をこれからも変えずに、真摯にお菓子と向き合ってまいります。
どうぞ、これからも当店の想いとお菓子を、よろしくお願いいたします。